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二重いけ。

生花 二重いけ。
今、つるうめもどきの実が綺麗な時期ですね。

上口に つるうめもどきを真、副とし、対座に小菊
下口に サワリンドウ 体
上口と下口で、真、副、体となります。

上口が本勝手だと下口は逆勝手にいけます。
従って、上口が逆勝手だと、下口は本勝手の姿になります。

真のつるうめは前方へ大きく流れ
副もとても風情があるのですが・・・
写真ではそれが伝わらず平面になるのが残念です


二重いけ。_b0189573_21242487.jpg


生花正風体は真、副、体をもって 一瓶にいけますが。。
生花新風体は主、用、あしらいとして一瓶にいけます。

尚、正風体生花の株分けの場合 雌株 雄株といいますが
新風体は、右株、左株といいます。

二株生けの生花新風体。

二重いけ。_b0189573_2142115.jpg


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by gojyagojya | 2009-10-21 21:25 | 2009年稽古花 | Trackback | Comments(2)
Commented by miharu at 2009-10-25 21:38 x
こんばんは ごじゃさん

この二重いけ、とってもステキです。

解説をよく読みますと 写真では見れないような空間や形が
なんとなくですが読み取れます。

それに自分でも活けていることがあって
そのことにも感動しています。

花器はちがいますが どこかでみな共通しているというのが
心強く感じます。

池坊はいけばなの伝統を作り出した家元ですので
どこかでみな取り入れて それぞれの流で
やや形や 言葉を変えて 伝承しているきがしますね
Commented by gojyagojya at 2009-10-26 12:39
こんにちは。
miharuさんいつも有り難うございます。
花を愛しみ、花をどのように生かせばい良いか?
花をどうすれば美しく見えるか?
流派は違っても、思いは同じ・・・嬉しいです(^o^)
素晴らしい先人達の残された物を伝承し、更に伝えていきたいと思っております。
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